登山道を黙々と登って行きます。 いや〜〜、これが気持ちが良いんですね〜〜♪ ペースもｍａｓａにはちょうど良い感じです。
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↑こんな感じの沢すじも登ります。 これ、夏だったら気持ちが良いでしょうネ〜〜♪ 途中には鎖場もあったりして…どんどん高度を上げていきます。 この沢を登り終えたところにエイドステーションがありまして、ここまで６．６ｋｍ（つまり、さっきの登り口から１．６ｋｍなんですね）なんです。 この１．６ｋｍには４０分ほどかかりましたよ〜〜♪ スタートから１時間１２分ほどで到着です。 いや〜〜、こんなペースで１１ｋｍの関門は突破出来るのか…ちょっと不安になりますけれど、心配しても始まりませんよね。 出来ることしか出来ませんから…ね〜〜♪
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↑棒ノ嶺の頂上です。 だいぶ雨脚が強くなってきまして、カメラをザックの奥にしまい込んじゃいました。 いや〜〜、晴れていたら良い景色なんでしょうネ〜〜♪ 雨の山頂ってのもそれはそれで良いものですけれどね。 あはは…のんびりしているわけにはいきませんから、走り出します。 そうそう、去年までのこの大会は、ここがゴールだったんだそうですよ。 「棒ノ嶺ピークハント」と言ったらしいです。
さて、ひたすら山道を登ったり降りたりしている内に１１ｋｍの長尾丸エイドステーションに到着。 「みなさん、関門はＯＫですよ〜〜♪」と言う言葉にほっと一息♪ ここまでで１時間５７分３１秒。 制限時間まで３０分を残して到着です。 でも、「関門」と言うんでなにかそれなりのチェックがあるんだと思っていましたけれど、普通のエイドでしたよ〜〜。 う〜〜ん、写真を撮っておけば良かったですね〜〜♪
その後は気持ちの良い山道を進みます。 そうは言ってもけっこうの斜度があるところもありまして、歩いたり小走りになったりの繰り返し。 ランナーも前後にばらけて、視界にはいるのは１人２人くらいの時もあります。 いや〜〜、良い感じですね〜〜♪ しばらく行くと、前を走っていた人が「あの〜〜、関門はまだでしょうか？」ですって。 「あ〜、さっきのエイドが関門だったようですよ。 ですから、クリアーしてますよ」と伝えたら、嬉しそうにしてました。
しばらく行くと、突然渋滞！ 見ると、前には崖が！！ いえ、かなりの急登です。 しかも、地面がどろどろですから、登れないんですね。 コースの一番右のクマザサを掴みながらえっちらおっちら登るんです。 こりゃ〜〜、時間がかかりそうだ…ということで、ｍａｓａは中央突破を敢行！！ いや〜〜、大変なことになっちゃいました。 でも、踵をぐっと押しつけたり、つま先をけり込んだりすると、滑らずに登れるんですね。 そうなんです、これ、雪道の登り方なんです。 あはは、雪上訓練が思わぬ所で役に立ちましたよ。 トレイル用のシューズは靴底がかなり硬いんですね。 ですから、登山靴のような使い方が出来るんです。 いろいろ工夫をすれば、かなりのグリップ力を発揮してくれまして、いや〜〜、なかなか快適です。
そんな難所を突破して、日向沢のエイドステーション（１５ｋｍ）に到着したのは、３時間２３分０２秒…つまり、このたったの４ｋｍに１時間２５分もかかってしまったという訳なんですね。 ここがこのコース中の最高地点。（標高１３５６ｍ） 「次の関門はここを下ったところですから、すぐですよ〜〜♪」なんて言葉に元気が出ます。 いや〜〜、それにしてもこの雨の中、こんな山の上にまで飲み物や食べ物を運び上げてランナーを待っていてくれるなんて、いや〜〜、ありがたいですね〜〜♪ お礼を言ってエイドを後にします。
「すぐですよ〜」と言う言葉を信じて進んだんですけれど、２ｋｍほど先のエイドまで、なんと２９分４０秒もかかっちゃいましたよ。 まぁ、食べたり飲んだりしていた時間も含まれていますけれど、やっぱり山道はこんなものでしょうね〜。 有間峠エイドステーション（１７ｋｍ）へは３時間５２分４３秒で到着〜〜♪ ここにはおにぎりがありまして、いや〜〜、ありがたい！！ こういう時のおにぎりはうまいですね〜〜♪
その後は、大きなピークを二つほど超えます。 なかなか気持ちが良いトレイルなんですけれど、またまた泥んこの崖が出現…今度は下りです。 真ん中に階段が在ったようなんですけれど、ほとんどがランナーに流されちゃってます。 ｍａｓａはちょっと頑張って下りましたけれど、途中ですってんころりん！ ２ｍくらいずり落ちましたよ。 見ていた女性が「きゃ〜〜！」なんて声を出してました。 ちょっと慌てましたけれど、結果オーライでした〜♪ 普通の登山者のパーティーがいたんですけれど、「あ〜〜あ、ひどい！ どうすんのよ〜〜！」なんて言ってました。 まぁ、ｍａｓａも登山者だったらそう言うでしょうネ〜〜。 こんなお天気の中を何百人ものランナーが下ればこうなっちゃいますよね〜〜。
逆川乗越エイドステーション（２０ｋｍ）には、４時間５０分ほどで到着。 ３ｋｍを５７分２３秒でした。 ここではおかゆが振る舞われましたよ。 と言っても冷たいんですけれど…。 車で上がれるところなので、出来れば多少でも温めてくれたら…なんて、ちょっと贅沢を…でも、ありがたいことです。 かなり気温が下がっていまして、ランパンの人は足が攣ったりしていましたし、ここまで来て、リタイアを申し出た年配の方は震えてました。 このコンディションの中ではちょっと軽装でしたね〜〜。 ｍａｓａは、雨具は使わずに、上はＴシャツ、下にタイツをはいていたんですけれど、寒くもなく暑くもなくちょうど良かったです。
スタートしてから５時間後、ちょうど２時頃ですけれど、ｋａｎａが鹿児島からエネルギーを送ってくれたんですね。 そうしたら、走りながらそれを感じることが出来ましたよ〜〜♪ ふわ〜〜っと温かい気に包まれて、本当に幸せな気持になりましたよ。 こんなステキな山道を、ひたすら走っている…なんて幸せなんだろう〜〜♪ いや〜〜、ありがたいなぁ〜〜♪♪ なんて思ったら、涙が出ちゃいました。 よ〜〜し、完走出来るぞ〜〜♪
もう、この頃になると前後にランナーもばらけちゃって、一人っきりになるような場面が多いんですね。 しとしと雨が降っていますけれど、こんな天気の中を一人で走るなんてことは滅多にないこと。 雨のせいで自然の「氣」が一層強く感じられます。
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↑さすがにこのまま写真がないのも何だなぁ…と思って「蕨山」の山頂で１ショット。 標高１０４４ｍです。 この写真は秩父方面ですから、晴れていれば山並みがきれいな筈…あはは。 でも、こんな雨の山も良いもんですね〜〜♪
たまに後ろから速い人が抜いていくんですね。 で、しばらくその人達のペースに合わせて下ってみましたよ。 いや〜〜、下りが上手いんですよね〜〜。 ささっ、ささっと脚をさばいて、ぐんぐん走っていきます。 ふ〜〜ん、トレイルの下りってのはこうやるのかぁ…ｍａｓａはその技を盗むのに必死…あはは、まぁそれはオーバーですけれど、ちょっと開眼したかも…♪ さすがにこの辺まで来ると脚がなかなか付いてこないんですけれど…ね〜〜。 「もう、脚が残ってないんです」なんて言って抜いて頂いたこともありましたよ〜。
最後のエイド、大ヨケ（２４ｋｍ）に着いたのは、５時間４８分０７秒。 ここまでの４ｋｍを５７分くらいでしょうか。 ここのメインはお汁粉…いや〜〜、この甘さが身体に浸みます〜〜♪ 「後は気持ち良く下るだけ…」なんてお言葉を励みにして、最後の４ｋｍに向かいます。
最後の４ｋｍは４３分４７秒で走り切りました〜〜♪ タイムは手元の時計で６時間３１分５５秒。 いや〜〜、くたびれましたけれど、気持ちが良かった〜〜〜♪ もう、トレイル最高〜〜〜♪♪ 思わずガッツポーズでゴールラインを駆け抜けちゃいましたよ〜〜♪ 年代別順位は９１人中の７０番台…う〜〜ん、改めて順位を見るともう少し頑張りたいと思いますけれど、まぁ、初めてのトレランですから…。
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↑これこれ、すごいでしょ？ もう、泥んこ遊びですよ。 靴ももともとはグレーと赤なんですけれど、茶色の革靴風になってます。
ゴール後には山菜の天ぷらを天丼にして頂きました。 美味しい蕎麦掻きもご馳走になっちゃって…いや〜〜、シアワセ〜〜♪ また来年も絶対走ります〜〜♪ ゴールした人がみんな笑顔なんですね〜〜♪ 本当にステキな大会でした〜〜♪ ありがとうございました〜〜〜♪
